- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2007/09/14
- メディア: Personal Computers
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WACOM Bamboo Fun。WACOM FAVOの後継品。Bamboo(黒)とは仕様が違うので紛らわしい。
前後/左右両方向の傾斜が無くなって薄くなった印象。実は薄くなってないけど。
SmartScrollに搭載されていたLED光とか、Intuosにあるようなタッチパッド式のスクロール機能とか、SmartScrollにもあったファンクションキーとか、今までのワコム製品の機能を集約したような多機能ペンタブレット。
LED
アナログ的に点いては消える青色LED。
SmartScrollでは点滅間隔を調節できたので一番遅くして使っていたけど、Bamboo Funでは間隔固定。
ちょっと早くない?平常時の人間の呼吸に合わせたら良いと思うんだけど。
USBコネクター(B)
ケーブルが外せるようになったけど、コネクターは1カ所なので置き方に工夫が要る。
2辺に計2つ欲しい(同時に使えるのは一方だけ)というのは贅沢だろうか。
ケーブルは柔らかいものにして欲しい。
取り外しができて一般的なケーブルを使用できるようになったのだから、耐久性を落としても取り回しのしやすいケーブルにして欲しいところ。
ペンスタンド
回して開けられる。
芯入れにちょうどいい。
(Intuos用のだけど)フェルト芯(滑らないやつ)やストローク芯(バネ仕掛けのやつ)を使っている人には便利。
芯抜きまでちゃんと収まるようになってるのは、やはりそう使われるのを狙っている?
ドライバーの不具合
Bamboo Funのドライバー。
消しゴム側ではタブペンのスイッチを感知しないはずなのにスイッチの状態を初期化しないらしく、
- 芯側使用時、スイッチを押しながらタブペンを離す。
- 消しゴムを使用する。
…と、スイッチ入りの芯側の挙動になってしまう。この状態を解くには芯側を1度タブレットに近づけないといけない。
タブペンのスイッチについて決定表作ったら半分くらい空欄になるんじゃないのか。
カスタマイズ
これもドライバーの話。
タブレット上の4つのファンクションキーだけでなく、ペンに付いているスイッチにもキーストロークを割り当てられるのはすごく良い。
シフト系のキー(修飾キー)を割り当てられるのが輪を掛けて良い。
これでどんなアプリにも自由にキーバインドできる。
はてなハイクではペンのスイッチをCtrlにして、スポイト機能を使えるようにすれば便利。
「ダブルクリック距離」
当然OFF(めいっぱい左)。
Bamboo(黒)ならともかく、Bamboo Funなら絵を描くために買う人が多いのでは。こちらはこのオプションをOFFにして出荷して欲しい。
そもそもOSでもダブルクリックとみなす許容(ずれ)範囲が設定されているんだから、タブレット側で補正する必要はないように思う。
OSがWindows Vistaや7ならペンフリックもオフ。「プレス アンド ホールド」の認識もオフ。Bamboo Funを使うなら当然オフ。
ただし、「プレス アンド ホールド」はオンにしないと筆圧が感知されなくなることがあるので注意。