遅い→起動時

http://d.hatena.ne.jp/pmint/

新しい切り口を見つけたい

Wikiをアイデア創出に使うなら情報を集めてつなぐだけでは不足な気がする。


田原総一朗が言ってた。
ジャーナリストの仕事は新しい事実か新しい切り口があれば商売になる」と。


これは「新しい切り口は新事実並みに価値がある」ということか。
データは誰かの解釈を経て情報に、外部から得た情報は自身の解釈を経てアイデアになるわけで。

切り口とはなんだろう

物事の一面に注目する、とか
「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ」と言われるけど、切り口とは違う気がする。


切り口とは物事の捉え方ではないだろうか。
これは何かを理解しようとするときに見つかるものでは。
「理解」までいかなくても「こう見ることができる」段階でも。


何かを理解しようとする→これは「まとめ」だろう。




「まとめ」と言うとそのためのWebサービスがいくつかあるけど、これらは「まとめをみんなに見せるもの」であって、「まとめ作業をするもの」ではないように見える???
「情報を集めて1つにする」のが主な機能。


でもまとめにはまとめた人の解釈が伴わないと、ただの寄せ集めになってしまう。
情報を探しやすくしただけ。


ある物事について「こういう意見がある」というコレクションを作るだけでなく、個々の意見を解釈して「こういう意見が多い」とか「反応してるのニートばっかww」とかそういうのが無いと。
まとめ記事のタイトルに解釈の仕方がよく現れると思う。
まとめる人が情報の取捨選択をしてる時点で解釈は起きてるんだから。



  • 物事を理解するまでにやることがまとめ
  • 情報をまとめてる時の捉え方、まとめ方が切り口
  • 切り口自体が新しい情報になる
  • 新情報をまたまとめて…→まとめスパイラル
  • そして理解へ…途中で考えたことが新しい切り口になっている


川喜田二郎の「KJ法」でも情報を書いた紙片をまとめてラベルを付けるでしょ。ラベルが解釈の仕方・切り口にあたる。まとめた紙束が理解できた分。
万人の共通認識を集めようとしているWikipediaに新しい切り口は無いということになる。編集者がみんな編集方針に従っているわけじゃないので実際はあるけど。
理解できた情報は既存の知識と結び付いて新しい情報に…これがアイデア。既存要素の新しい組み合わせ。


イデアは何かを理解したときや思い出したときに生まれる。
理解したことがどんな知識と結び付くか、どんなアイデアが生まれるかは不明。でも自分が得意とする分野は知識も豊富だから、生まれるアイデアもそっちになるはず。

抽象化がいい?

まとめたい事柄を抽象化(解釈)→共通点でまとめ。抽象化してまとめて、まとめ方を確認。抽象的解釈と、それを否定せずに付け足しだけで個々の説明ができるか確認。