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意味の通る文章を書く

メモは自分で書いたものでも分かりやすくなければ読めなくなってしまう。読むときは書いたときの記憶が薄れているから。また、記憶が薄れるからメモを書いておくわけで。
個人的なメモだとしても意味の通る文章でなければならない。それもそれほど悩まずに書けなければならない。


そのための簡単にできる手順。




意味の通る文章かどうか確かめるには、修飾語を取り除く。
主語、述語が1つずつになるように文章を切る。句読点を打てばいい。
その上で意味が分かるかどうか読んでみるといい。


例えば…

意味の通る文章かどうか確かめるには、修飾語を取り除く。

…の修飾語を取り除くと「文章かどうか確かめるには、修飾語を取り除く」。
主語と述語1つずつだけにすると「(主語無し)を確かめるには」「修飾語を取り除く」→主語が足りない。
「自分が書いた文章が」でも補っておけばいい。
で、「文章を確かめるには、修飾語を取り除く」になる。意味が通るし、書きたかった内容から外れていない。


補った結果

自分が書いた文章が意味の通る文章かどうか確かめるには、修飾語を取り除く。

…に。


「が」の連続が気になるなら「自分の書いた文章が」に。

自分の書いた文章が意味の通る文章かどうか確かめるには、修飾語を取り除く。

こういうことは文節の区切りが付けにくいから敬遠されるんだろうけど、文章によっては助詞の置き換えだけではまだ分かりにくいこともある。
詳細な説明とか、複雑なことを表わした文章とか、修飾語がいくつも付いた名詞がある場合とか。1つの名詞に形容動詞が複数付くと途端に分かりにくくなる。


そういうときは「」や()で修飾語と名詞を括ってしまうと分かりやすくなる。

(自分が書いた文章)が(意味の通る文章)かどうか確かめるには、修飾語を取り除く。

…とか。
これは数式やプログラミング言語で、結合法則や解釈する順序を明示したいときに()を付けるのと一緒。


動詞が複数あるときは、()を付ける代わりに文章を細切れにするのもいい。

自分の書いた文章が意味の通る文章かどうか確かめる。そのためには修飾語を取り除くといい。

自分の書いた文章を確かめる。意味の通る文章かどうか。そのためには修飾語を取り除くといい。


これで時間が経っても読めば分かるメモになる。