何かあるたびにメッセージを出さなきゃいけないと思っている開発者は多いようで、「は?だから?」と思ってしまうようなメッセージが[OK]や[はい]/[いいえ]ボタンを携えてデスクトップの最前面にお出ましになることがよくある。特にメーカー製のソフトで。
ユーザーはメッセージボックスに逆らえない。未保存のデータ(人質)があればなおさら。メッセージを丹念に読み、決断し、ボタンを押すことを強要される。
- メッセージの内容がよく分からないことも。
警告音
メッセージボックスが必要だとしても、警告音付きのものにするときはさらに一考すべき。
OSのデフォルト設定でメッセージボックスにどんな音が付いているか意識している開発者はどれくらいいるだろうか。
警告(黄色い三角に「!」)のメッセージボックスはもちろん、情報(吹き出しに「i」)のものでも相当うるさい。
- メッセージの性質に合わせてメッセージボックスを選ぶ。
- 性質とは、表示される頻度、状況、重要さなど。
- ログ出力を活用するアプリが少ない。