ボタンアイコン。
アイコンの付いたボタンのことだが、その中でも押すと表示が変わるボタンについて。
一部で「ボタコン」と呼ばれていたボタン型UIについて。
よくあるのが「…プレイヤー」といったものの再生ボタン。
押すと再生/一時停止が切り替わるあのボタン。
押すと押し込まれたままになるボタンもある。
このボタンは組み込み方を間違えやすい。
ボタンには「押せばどうなるか」を書いておくものだが、ボタンアイコンの中には「今の状態」を示しているものがある。
これでは押すとどうなるか分からない。
家電製品を参考にすればいい。■を押して再生が始まるのはおかしいだろう。
組み込み方を間違えやすいのは、このUIがディスプレイとボタンを抱き合わせにしたものだから。
現在の状態を示すものと、「押すとどうなるか」(未来)を示すものが一緒になっているせいで間違いが起きる。
チェックボックスも同じ。
チェックしていないときにどうなるか分からないものがある。
「起動時にIMEをONにしない」
- 焦点が2つある。
- 否定形。
チェックを外すと何を否定するのか分からない。起動時?ONにしない?両方?
それは詳細に書くとこういうことだから。
「これがチェックされていてこのアプリが起動する時は、IMEをONにはしない」
コードで書いてみればいい。
if (チェックされている)
if (起動時)
IMEをONにしない
(IMEをOFFにする?それとも何もしない?)
else
IMEをONにする?それとも何もしない?
else
IMEをONにする?それとも何もしない?
このような書き方もできる。
if (起動時)
if (チェックされている)
IMEをONにしない
(IMEをOFFにする?それとも何もしない?)
else
IMEをONにする?それとも何もしない?
else
IMEをONにする?それとも何もしない?
どの処理になるのか分からないと、分かりにくいUIになってしまう。