人力検索(q)でちゃんと答えがもらえるように質問するにはどうすればいいだろうか。
読んでもらう人、ターゲットは「答えを知っている人」。当たり前。
表現を変えると、自分が尋ねたいことに詳しい人。
さらに答えてくれる人。
表現を変えると、自分が尋ねたいことと同じ分野の質問によく答えている人。
qでは自動的にキーワードが抽出されるから似た質問を探しやすくなっているし、特定のキーワードを含む質問をお知らせする機能もあるけど、こういった機能経由で質問を読んでくれるのは「質問に興味のある人」、つまり質問者と同じ「知りたい人」なのではないだろうか。
だから回答者は外部サイトを必ず引用するようになっているのだろうか。
回答者は「よく分からないけど、興味はあるし、調べているところ」という人が多いのではないだろうか。
つまり、「先生に訊く」のではなく、「生徒同士で調べる」というのがqなのではないかと。
これでは質問者と同じこと(探したり、調べたり、質問したり)をしている人の数を増やす(量を増やす)だけ。
で…?
じゃあ答えを知っている「先生」に質問を読んでもらうには?
先生の関心事に関連したキーワードを含めるとか。
その関心事は…と考えると、関心事は遷移するのではないだろうか。
例えば…
- Wikiについて知りたい
→「おすすめのWiki」について質問する - Wikiについて知ったらWikiの活用法を知りたくなる
→おすすめのWiki活用法について質問する - Wikiを使っていて自分のWikiを構築したいと思う
→どんなWikiエンジンにすれば良いか質問する - Wikiを構築できたらカスタマイズをするから
→カスタマイズはどうすれば良いか質問する
…というように。
というわけで、おすすめWikiを尋ねるならWikiの使用方法をウォッチしている人が気にするようなキーワードを含めればいいのではないだろうか。
うまく質問できるようなqとは
qは質問者のためのサービスで、質問に答えられる人のためのサービスは手薄。
回答の見返りが「自分が質問したときに回答がつきやすくなる」だと理想的なんだけど。今のところは「質問をする権利が得られる」といったところ。
ここを理想的にできたらqはWeb2.0サービスになりそう。
で…?
じゃあどうすれば?というと、特にない。
- タグをおおまかに。詳細なタグを排除。
語の揺れがあるから、現状でもアラートをおおまかなキーワードで設定している人は多いだろう。 - 質問時のポイントを露出度に。
- 質問することにポイントを多く出せば目立つようになる
とか - 回答者に出すポイント(の下限)をあらかじめ決めておいて、質問をそのポイント順にソートできるようにする
とか
- 質問することにポイントを多く出せば目立つようになる