遅い→起動時

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「ワンタッチ」は悪

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三鷹天命反転住宅 - 荒川修作+マドリン・ギンズ


楽すぎる家は頭と体を鈍らせる。
この家は住人の感覚を刺激する「反バリアフリー」な家。


アプリケーションのUIでも同じことが言える。
楽なことが使いやすいことだという考えで作られたUIは大抵「ワンタッチで」とか「1クリックで」という謳い文句を掲げている。
自動なら良いのだが、起動させた上にもう1クリックかかってしまう。自動処理の不自由さとGUIの手間を兼ね備える悪例だ。


自動処理を考えるとき、起動も自動的にできないか考えないと。
起動も操作のうちなのだから。


感覚を刺激するということは重要。
同じ色、同じ大きさ、同じ書体、似たような文字列を眺めていてもつまらない。
人の感覚は異質なものに敏感。PCは同じことを繰り返すのが得意。
ソフトウェアでは似ているデータをまとめて扱えるように処理してから利用者に見せるようにして欲しいところ。