拡張子の付け方、解釈の仕方について。
ファイル名のうち最後の「.」の後が拡張子として扱われることが多いけど、「.tar.gz」や「.mp3.zip」という拡張子も存在するしちゃんと意味がある。
最後の「.」から先がファイル形式を示すけど、「その中身がどうなっているか」ということも拡張子風にしてみたらどうだろう。言わば「第二の拡張子」。
二重構造を持っていそうな(別のフォーマットを内部に持っていそうな)ファイル形式…
「コーデック」というものがある形式も二重構造だろうか。
内部形式を第二の拡張子にすると、利用者としては内容が分かりやすくなる。
シェルで拡張子の関連付けを変えなくても開けるし、第二の拡張子で検索もできるし。
個人的に活用している人はいそうだけど、アプリケーションで利用しているものはなかなか見ない。
アプリケーションの開発側としては…
- テキストエディターで同じ.txtでも体裁を変えて表示したり、強調文字列を自動的に切り替える。
- 圧縮ファイルに第二の拡張子が付いていれば、「.tar.gz」や「.mp3.zip」といった例のように、展開と同時に開いたり、圧縮ファイルの中身を直接扱う。
(第二の拡張子が無くても、ファイルの先頭部分で識別して開くようなこともできなくはないけど。)
…といったものを作ることができる。